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金光教大崎教会へようこそ。
こちらでは、大崎教会のご紹介をさせて戴きます。
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[ 三代教会長教話 ]

2005(H17)年10月
三代教会長 田 中 花 枝

夢のような御本部参拝

 教祖百二十二年の生神金光大神大祭をお迎えし、金光大神御取次の道に生かされている事、有難い事でございます。

 現在のお広前がご造営となり神様、霊様をお迎えして奉告祭をお仕えさして頂いて早くも五年です、ご造営完成してから第五回目、生神金光大神大祭をお仕え出来ました事、有り難いことでございます。
 日参して真心込めて御神殿の内外殿、教会広前、裏広前、教会の長い廊下、二階への階段と、皆様方の真心の洒掃で光り輝いています。

 今年のご本部の生神金光大神参拝は金光教首都圏参拝団体で参拝させて頂きました。
 ご大祭は第一日目で午前中の祭典で元雄先生は職員として典礼の御用を頂かれました。先生は勿論緊張しておられましょうが、私共も緊張しました。
 元雄先生の典礼の号令の声は落着いて、重くてよく通り、凛としてよく祭場に響きました。「先生格好いい!」と何人かの人が言うのが聞こえました。私共参拝させて頂いた大崎教会信奉者は元雄先生の典礼のご本部祭典にお参り出来た喜びを感じました。

 私の参拝は御本部で帰らせて貰いたいと思いましたが、強引に奨められてお世話になる事を決意して道後温泉まで行くことにしました。
 教会を出る時からずっと車椅子のお世話になって、首都圏の参拝団体で参拝させて頂いたので、東京の先生方に多くお目に掛かれて嬉しかった。御本部の大祭が終って金光町の町中で「元雄先生大役ご苦労に存じます。誠におめでとうございました」と中野教会の河井先生からご挨拶頂いた時には本当に嬉しく、御本部大祭を頂き、別けても、元雄先生の典礼の日の祭典を頂けたこと限りなく喜びを感じました。

 金光から首都圏道後温泉行のバスに乗りましたが大崎教会参拝者三十二名の中には別行動する人、首都圏団体で真すぐ東京へ帰る人があり、別れの挨拶もそこそこに道後へバスで向かいました。
 バスのガイドさんは説明するのに歯切れ良く弁舌も爽やかに(声は喉を傷めたとかでだみ声でしたが)様々の説明を聞きながら四国へ入りました。私は道後は今度で三回目になりますが、記憶では、今までは船で渡ったように思います。

 夜の宴会は参拝団一堂に会して、乾杯、食事が進んで来る頃「カラオケ」で鍛えたのかな、素晴らしい歌声で次々と披露され、そのうち「コンコウサンバ」なるものが始まりました。ステージが始めは少なかった人数が次第に増えてサンバを踊る人達で舞台は一杯で、リズムに併せて踊りながら幸子さんと祐子さんの「コンコウサンバアー」の歌声が一際冴えてハッキリと聞こえました。
 道後温泉の夕の宴会の場は大崎教会の盛り上がりが全体に及びました。金光大神大祭の夜の素晴らしい直会宴となりました。

 翌三日はバスで松山観光をしました。道後は以前二回も行っているから念願の御本部大祭がすんだら東京へ真すぐ帰りたいと希望する私に、三女の吉子は「松山まで行きましょう、私が車椅子を押すから困られる事ないでしょう。もし止められるなら私も止めます。」と言う。道後温泉に一度も行ったことのない中畑一家に参加させてあげたいという思いで一杯だった私は不承不承来た松山でしたが、道後温泉の「坊ちゃん湯」の記憶しかなく、一つ一つが目新しいので初めて訪れた気がして目輝き、胸躍るという所が随所にありました。

 日本古来より伝承されている藍の民芸品のある伝統芸術を見学し松山城へ行きました。お城なので遠く長い長い坂道を私の車椅子の車輪を三人の男性が掛け声を掛けながら段差のある場所に来ると持ち上げてくださる。とても大変だったと思う。

 かなり登った所で休憩、更に松山城の天守閣まで有志というより勇士は登って行かれたが私は止めて待った。
 下山する時におんぶの方が楽だからと、中畑建一さんの背にしがみついて長距離を「おんぶ」して貰いました、車椅子は杉本武志さんが肩に担いでの下山でした。これを見た他所の教会の方々がこんなにしてまで来なくてもいいのにー、と思われたと思います。

 松山城は改築中で、天守閣から市街が見えにくかったとの事でしたが、バスは帰路の松山空港へ向かう途中バスと並んで可愛らしい「坊ちゃん電車」と平行に走ったのでみんな度々歓声を上げながら走りました。
 飛行機は穏やかで羽田に着きました、生神金光大神さま、天地の祖神様ありがとうございました。教会を出て帰るまで車椅子のお世話から万端気をつけて頂きありがとうございました。

 私一人では到底参拝出来ない御本部参拝にお引き寄せ頂かして貰い、緑に囲まれた大自然の中に祖神様の御恵の大自然の息吹を感じながら皆さんにご迷惑をかけながらも、私自身大満足で幸せ一杯でした。

 こうして今日、大崎教会の金光大神祭りを、お仕えし御礼申し上げさせて頂きました。ありがとうございます。
 教会は来年開教八十年を迎えさせて頂きます、毎日御祈念の時に大崎教会開教八十年祈願詞を奉唱させて頂いて真剣に取くみ喜びと御礼に湧き立つお祭りを頂きたいと思います。
 それには一人一人の自分の信心を見つめ、何事も信心を以て行い、神様にそして歴代教会長先生、布教功労者等が私共の信心をみて御安心頂ける様な日をお迎えさして頂きたいと念願いたしております。

 開教八十年に向けて一日一日を疎かにせず、共々に心豊かな信心を進めさせて頂こうではありませんか。