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金光教大崎教会へようこそ。
こちらでは、大崎教会のご紹介をさせて戴きます。
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[ 三代教会長教話 ]

2001(H13)年10月
三代教会長 田 中 花 枝

新築落成奉告祭祭主ご挨拶          

 今日はどうも有り難うございました。まずはお礼申し上げます。
 随分遠くからもご参拝いただきまして、
皆さま、心をこめて、この大崎教会のご造営のために力を込めて
 本当に零からの出発が、こんなにすばらしいお広前へ神様をおまつりできたことが、有り難く、感動と感激でいっぱいでございます。皆さまの真心が詰まって出来上がったものであって、けっしてすらすらとできあがったものではございません。
 様々な波がまいりましたけれども、一つ一つ乗り越えさせて頂き、神様のお働きをしっかりと見せて頂きました。
 私自身、ここに立たせて頂いて、こんなに年を取ってしまいましたのに、こんな祭主のおかげも蒙らせて頂きまして、何と申してよいか、感激でいっぱいでございます。

 先代の田中忠一先生は戦災にあいまして、まったくどうなるか分からないところを建ち上がったときに、出来上がったお広前で涙をこぼされました。「私のような何の甲斐性もない人間が神様のおかげを頂いて勿体ない」と言って私の前で涙を流されたのでございます。
 このたび、こんなにすばらしいおかげを頂いた。仕事に携わった方々は、業者なんていうことばが適わしくないほど一所懸命にしてくださり、またご造営にかかわった方々みんなの真心で出来上がった教会だなということをしみじみと思います。
 その建築のことを一人で背負って、責任をもってあらゆることを進めてこられた元雄先生がどんな感じになるのだろうと思っていたのですが、いっこうに涙をこぼしませんので、「これは先代とはだいぶ違うかなあ」と思っていました。ところが、今朝のご祈念の時、天地書附の先唱で、声が枯れているんですよね。「あれっ?突然風邪をひいたのかな」と思っていたら、その声がどんどんかすれていって、最後にはほとんど声が出ませんでした。泣いていたのです。
 ああ、いよいよこの日を迎えたな、神様にご報告申し上げる日が来たな、と思って今までのことが走馬燈のように走ったに違いないと想像して、後ろでご祈念を頂きながら、有り難くてひとしお感激いたしました。
 これからは、皆さんが聞いたら当たり前に聞こえるかも知れませんが、私は私なりに一日一日どうか人のお役に立つ御用に立たせてください、皆さんと一緒に御用に立たしてください。 そのように祈らせて頂いております。皆さん、元気に共々におかげを頂いてまいりましょう。
 今日は本当に有り難うございました。