| 2009/06/12(Fri) 06:59:44 編集(管理者)
入梅ということばを最近余り聞かなくなったような気がします。テレビでも梅雨入りとか言っています。 今年の入梅は6月10日。時の記念日です。最近はもっと遅かったし、だらりと入梅になったので、こんなに律儀に入梅になるなんてお久しぶり、と言いたくなってしまいました。
昔、理科の時間に、梅雨は大体6月10日から7月10日くらい、と習ったように思います。そして、大体その通りに入梅になり、梅雨明けになりました。 夏休み直前の7月10日頃、梅雨末期の激しい雷雨に見舞われました。その後、カラッと梅雨が明けるのです。梅雨明け10日と言って、安定した真夏の快晴が続きます。通常その晴天と熱さは8月まで続きました。
小学校時代は、通っていた宮前小学校にはプールが無かったので中延小学校までプールを借りに行っていました。夏休み前にはもう真夏でしたから、体育の授業で、他所までぞろぞろ行くのです。夏休みに入っても希望者は続けました。その時の水泳を教えてくださった先生が非常に厳しい先生で、そのおかげで、泳げるようになりました。
それはともかく、昔の気候は規則正しかった。決められたとおり鮮やかにその季節の到来を教えてくれていました。ところが今はどうです。梅雨なのかそうではないのか、梅雨が明けたのかどうなのか、まったくシャンとしていないのです。季節外れという気象も多いです。
締まりがないというのか、節度が失せているというべきか。気候だけではありません。社会全体が変容しつつあります。
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