| 太田武明さんが、金光教フォーゲル連盟の総長になりました。青少年の育成は、今とても難しい局面になります。昔のように、路上で子供たちが群れをなして遊ぶというようなことがなくなり、多くの子は塾通いで、多忙です。成績の足しにならないようなことに時間を費やすことを親は喜ばない傾向があるのでしょうか。 それでいて、思春期になったわが子をどのように育てていったらいいのか、皆途方に暮れている。 人のことは言えません。私も3人の子の親ですが、子どもが真実何を考えているのか、わかってはいないのです。よく話をするからといって、対話ができているかどうか、あやしいものです。
フォーゲルで教えようとしている人間としての真実の生き方、これは現代こそ人々に求められるものでしょう。「実意、愛、勇気、向上」の4つのモットーを究めていく人間になること、信心して助かる人になることをめざしています。内容は文句なしにすばらしい、それは自信をもって言えます。それを、いかに今の途方に暮れている親や青少年に提示できるか、それがリーダーたちの課題です。
最近、ちょくちょく東日本連盟のリーダーたちが大崎教会で会合をもっているので、かれらと顔を合わせます。みな悩んでいます。2世リーダーがほとんどです。昔は未信奉者リーダーが多かったけど、2世はここまで浸透したか、という感じもします。それは、爆発的なパワーに必ずしもつながらない弱点はありますが、肌からしみこんだフォーゲルスピリットをもっています。それはそれで強みにもなるはずです。
宗教がうさんくさく見られる昨今、青年リーダーたちの苦闘が続きます。そんななか、武明さんが総長を引き受けてくれました。 ガンバ!
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